ゆりね『月光』とは
山西農園では、ゆりね全体の約2割に当たる、1.5反の畑で月光を栽培しています。
月光は、日本では幕別町忠類地区と帯広市川西地区でしか栽培されていません。
生産者の数で言うと、10数軒です。
また月光は、あんこ症というカルシウム不足による障害になり易いという難点もあります。
あんこ症にかかると黒い斑点ができ、味は良いものの見た目が悪くなるため、
これまでは主に加工用として販売されていました。
栽培する農家が極端に少ないのも、この栽培の難しさが一つの原因です。
味は抜群に良いのに栽培数が少ないため、なかなか市場に出回りません。
そういう意味で「奇跡のゆりね」と呼べるかもしれません。
『白銀』との違いは?
山西農園で作られた ゆりね『月光』
ゆりね『白銀』よりも『月光』の方が色が白く、リンペンが中の方まで大きく、
さらに玉の締まりが良い(丸みを帯びている)という特徴があります。
味は、白銀に比べて甘みが強いため、
山西農園の月光を一度でも食べてしまったら、
もう他のゆりねでは満足できない体になってしまう危険性があります。
ゆりね料理の一例
焼きゆりね(月光)
ほくほくして甘みがあり、なんとも言えないしあわせな気分になります。
ゆりね焼き器です。この中にゆりねを置いてゆっくり焼きます。
2024年末収穫のゆりね『月光』は?
山西さん曰く
月光は大きいです。なぜなら、春に大きい玉を植えたからです!
ただ、品質はよくありません……。サビ、あんこ症が出ています。
今年は、欲しいときに雨が降らず、いらない時に雨が降り
さらに、暑かったのが品質悪化の原因です。
今年、頑張ったことは?
特にこれといって頑張ったことがあるわけではないですが
毎年のことながら、6月から7月にかけて病気の葉っぱ取りは大変でした。
野良ばえ(植えた覚えのない植物が自生すること)のものが病気になって
それが蔓延するのが原因です。
しかし、収穫時にこぼれ落ちるのを阻止する術もなく
仕方なく毎年の仕事になっています。
うーむ、やはり自然が相手なので思ったとおりにはいきませんね。
また、山西農園のゆりねは、生育期間が3〜4年と長いこともあって
“野良ばえ”の問題も大きくなるのでしょう。
しかし、どんな状態でも甘みが豊富で美味しい(と筆者は思う)のが月光です。
今年も期待して待ちましょう。
販売期間は?
2024年11月15日から販売開始予定です!
今年も収穫量はあまり多くありません。
ハネ品のみの販売となります。
売り切れ次第、販売終了となります。
ご注文の前に
ゆりねの保管方法
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注文されたゆりねは、おがくずに入れてお届けします。
洗わずにそのまま低温で保管していただければ
1ヶ月は保ちます。
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誰でも簡単にできて「予想以上においしい」ゆりね料理
ゆりね『白銀』のページをご覧ください。
基本的にすべて同じですが、白銀よりも甘みが強いので、
できるだけ「素」の状態でお召し上がり頂くのが当店オススメです。
ご注文フォーム
生産者の紹介
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オーナーの山西さん。
山西農園では、父、母、息子の3人で
アスパラ、ゆりね、花ユリを栽培しています。
詳しい情報は こちら を御覧下さい。
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返品・交換について
お客さまのご都合による返品、交換はご遠慮ください。
ハネ品ではない商品に傷み等があった場合には、返品・交換に応じますので、
メールまたはお電話で事前にご連絡の上、商品到着後3日以内にご返送ください。
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