ゆりねとは?
ゆりねとは、食用に適した百合の花の球根のことです。
ゆりねはニンニクのように、いくつかの欠片、鱗片(りんぺん)が重なった形をしており、
そのような球根のことを鱗茎(りんけい)と呼びます。
ゆりねは、古くから薬として用いられており、
滋養強壮、利尿、せき止め、整腸および便秘の解消、
病気や産後の回復などに効果を期待できます。
![ゆりね「白銀」](/img/upload/2013/12/yurine_hakugin_up.png)
どうやって育てているの?
- 種ユリを畑に植えます。ゆりねを出荷するまでに4年以上かかります
- 毎年植え替えが必要です(別の畑に移します)
- 毎年花のつぼみを取ることで、根に栄養が溜まるようにします
- 一度ゆりねを植えた畑では連作障害を避けるため、4~10年はゆりねを植えられません
1つのゆりねを作るために4年という歳月が費やされているのですね。
商品の紹介
![ゆりね「白銀」](/img/yamanishi/yamanishi-myh-product.jpg)
山西農園で作られた ゆりね「白銀」
どんな味なの?
山西農園で作られる ゆりね「白銀(はくぎん)」を生で食べると、
きめの細かい食感と梨のような甘さ、ほのかな粘り気を感じます。
調理して食べると、ほくほくモッチリした食感で、優しい自然な甘みが際立ちます。
京都では、ゆりねは年末に食べられることが多いと思いますが、
今年採ったゆりねを年末に食べてしまうのは、実はちょっとだけ時期が早いのです。
(もちろん、それでも美味しいことに変わりはありませんが、少し甘みが弱い。)
年末に本当に美味しいゆりねを食べたい方には「熟成ゆりね」をお勧めします。
![ゆりね畑](/img/yamanishi/yamanishi-myh-yh.jpg)
ゆりね畑。端まで360メートル。
![ゆりね畑](/img/upload/2017/08/ef4df3e771152f93d022929f51f332db-580x435.jpg)
収穫を待つゆりね、白銀の様子。かなり元気ですね!
山西農園のゆりねは農薬で消毒をしていません
一般的には、ゆりねの病気を防ぐために球根を農薬で消毒することが多いのですが、
ゆりねを農薬消毒すると、鱗片の間に農薬をかんでしまう(巻き込んでしまう)のです。
山西さん曰く、
「農薬をかんでいても、残留農薬試験でOKが出るってことは、
そんなに大した農薬でもないのかなっていう気もするんですけれども。
あの、使っていい農薬でも気になる農薬ってありますね、正直言ってね。
収穫したゆりねに黄色い色がついてたりして、えーって(思う)。」
昔は山西さんも、色がつかない農薬で消毒していた頃があったそうです。
「色が着いたゆりねは嫌がられるから、
色がつかない、分かんない農薬使うんですよね。
でもはっきり言って効かないのね、そういうのね。
同じなら使わない方がいいかなぁっと思って。」
山西さんの結論は「種子消毒をしない」でした。
「結局、農薬による消毒では病気は抑えられないのね。
で、あの、病気のないゆりねは農薬で消毒しなくたってちゃんとなるのね。」
ゆりねは3~4年間という長期の栽培が必要なため、
他の農作物と比較しても、病気で全滅する危険性が高い作物です。
球根(ゆりね本体)には使用しておりませんが、病気を防ぐために
土より上の部分は安全な範囲で農薬を使っております。
2023年末収穫のゆりね『白銀』は?
収穫量が少なかったため、売り切れ次第販売終了となります。
販売期間は?
2023年11月27日から、ハネ品のみ販売開始予定です。
ご注文の前に
ゆりねの保管方法
![お届けの状態](/img/yamanishi/yamanishi-myh-og.jpg) |
注文されたゆりねは、おがくずに入れてお届けします。
洗わずにそのまま低温で保管していただければ
1ヶ月は保ちます。
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誰でも簡単にできて「予想以上においしい」ゆりね料理
レシピ1: ゆりねバター
![ゆりねバター](/img/yamanishi/yamanishi-myh-yb.jpg) |
- ゆりねをラップにくるんで電子レンジで5~6分加熱します。
- お皿に移してバターをのせれば出来上がりです。
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レシピ2: ゆりねの素揚げ(お好みで塩を振って)
![ゆりねの素揚げ](/img/yamanishi/yamanishi-myh-ys.jpg) |
- 油を180℃に熱した鍋にゆりね1玉そのまま入れます。
深い鍋がない場合は、ゆりねを切っても構いません。
- ゆりねが浮き上がってきたら油を切り、皿にのせ、お好みで塩を振って出来上がりです。
切って揚げる場合は、写真と同じぐらいの焦げ色がつくまで揚げてください。
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調理の際の注意点
丸ごと素揚げができるのは、鱗片の間に土をかんでいないゆりねだけ。
山西農園のゆりねは土をかんでいないため、鱗片をバラバラに分解しなくても
ゆりね1つを、上の写真のように、まるのまま揚げることができます。
ご注文フォーム
生産者の紹介
![山西さん](/img/yamanishi/yamanishi-owner.jpg) |
オーナーの山西さん。
山西農園では、父、母、息子の3人で
アスパラ、ゆりね、花ユリを栽培しています。
詳しい情報は こちら を御覧下さい。
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返品・交換について
お客さまのご都合による返品、交換はご遠慮ください。
ハネ品ではない商品に傷み等があった場合には、返品・交換に応じますので、
メールまたはお電話で事前にご連絡の上、商品到着後3日以内にご返送ください。
![山西農園の箱](/img/upload/2013/12/yamanishi_box.png)
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